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安静時について


腰痛の治療について、安静にすることは筋肉を弱めるため、控えたほうが良いという意見も多くなっていますが、このことは一般論としては考えにくく、治療をする場合の前提として安静にすることは、非常に重要であるという意見も多く聞かれます。

特にぎっくり腰や椎間板ヘルニアの治療においては、炎症を抑えることが必須ですので、急性期には特に、安静にすることが求められます。

急性期の場合、安静を2、3日維持することで、痛みは引く場合が多く、炎症による発熱も抑え、また炎症そのものを沈静化し、痛みを軽減させることができます。

このことからまた、筋肉の機能障害についてもある程度は回復してきます。つまり筋肉も落ち着いてきて、正常なサポートをするような態勢に戻るということが言えます。

そしてここまで改善することができたら、次にはリハビリなどをして筋力をアップさせることが義務付けられます。あるいは痛みが時々ぶり返すこともあるでしょう。

その場合はコルセットを装着して安静にしたり、痛み止めを内服したり、ブロック注射をしたりすることになるでしょう。

リハビリは継続させることが大事ですが、痛みがある場合には避けることで、患部を守ることも大切です。痛みが全く無い場合でも、常に負担をかけることはよくありません。

リハビリを終えたら横になって休み、仕事が終ってからもリラックスして偏りのない食事を採ることも必要です。

椎間板ヘルニアの痛みがないといっても、特に薬で感覚麻痺の作用を利用している場合にはそのことをしっかりと自覚することが大切です。

症状が少しでも改善したということもできますが、一時しのぎに過ぎない状態であるともいえます。

痛み止めが作用しているだけの場合に動作をしても、腰に負担をかけてしまっている場合もあります。

しかしどの程度効いているかは分からないでしょうし、やはり、ある程度加減をし、またそのコツを覚えていって、上手くコントロールすることが大切です。

薬物療法はあくまで一時しのぎのものだということを頭に入れて服用し、椎間板ヘルニアの痛みがある程度治まっているのであれば、出来るだけ腰回りの筋肉や腱の筋力アップを図るようにしてください。

椎間板ヘルニアは大変辛い症状です。何度も言いますが、急性期には安静にすることを心掛け、痛みが引いたら腰回りの筋力アップをしていくことで、椎間板ヘルニアの早期改善になるはずです。

また、出来るだけ継続して行うようにすれば椎間板ヘルニアの再発の恐れも低くなってきますので、毎日続けることを強くお薦めしたいと思います。


中川式腰痛治療法